Toru Sasaki`s Gallery

中国旅行術

     以下は中国人ガイドがしてくれた話。カッコ内はわたしのコメント

1、多くの日本人の旅行者は、中国で、水と空気、そして中華料理にやられる。
水は市販の蒸留水やミネラル水でも日本人には硬過ぎる。水は日本から持ってきたほうがよい。

(本気かねー。わたしは旅先では毎日一日二リットルは水を買って飲む。二、三十リットルも持ってくる必要がある。そうはいっても、自分もこの中国の旅では市販のミネラル水しか飲まなかったが、いつも腹がゴロゴロしていて下痢はしないものの便が柔らかかった。)

2、中国の旅はむずかしい。
汽車やバスの旅はとても疲れる。英語も通じないことが多く、中国語を勉強していくしかない。よいガイドブックがない。
 
(わたしに言わせると、

1)町を歩いているだけでわい雑、喧騒と汚らしさに疲れる。
2) 英語が可能というホテルでも、受付の中国人はわかったのか分からない顔をして、これが英語かという発音の英語が帰ってくる。これも疲れる原因。
3)バスに乗ったら異常な振動で、必死でしがみつかないとひっくり返る。バスを降りたら相当の消耗をしているのが分かる。
4)一方、中国の旅ですばらしいのは、どこにいっても食べ物屋があって、何を食べてもおいしい。二百円もあれば夕食が十分。五百円出すと上等。)

3、ベストシーズン
 西安のベストシーズンは四月、五月と 九月、十月で 六月はほこりが舞う。
 一方、シルクロードのベストシーズンは七月半ばから八月半ばを避けたそのショルダーシーズン。

シルクロードの旅は西安を起点とするといいが、敦煌がおすすめ。

4、 えー。汽車に乗りたいのですか。きついですよー
  (中国人がきついなら、日本人にはもっときつい。)

5、中国は景色の美しいところはないと苦情を言うと
  中国の美しい景色を見たいなら、黄山、桂林ですとの答えが返って来た。

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