エジプト遺跡の旅


ABSYMBEL
アブシンベル



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 (大神殿から見るナセル湖の夕映え)
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 ナイルをカイロから千キロ以上も遡ったのだろうか。周りは赤い砂漠に、澄んだ青いナセル湖だけ。地の果てと思いたいが、ナイルは更に奥に延びて、雪の頂のある山にまで遡るはずだ。渡り鳥がそちらの南の方向に渡っていくのが見える。小鳥が囀る。
 そんな場所の、観光客がすっかり居なくなったこのラムセス二世の像の前に二時間ほど座っていた。この大きな肢体と柔らかな顔がなにやらアルハー波を送って来ていた。とても癒された。
 エジプト人が魂を吹き込んだ創造物は今なお、人の心に働きかけ、見るものに人類万歳の賛歌を流す。 


大神殿


 
大神殿の前で ラムセス二世像

 
   入口右側面  巨像の足元;捕虜

 
列柱室
ラムセスのオリシス神
同じく

前室、ラムセス像


 
至聖室 同じく;内部


小神殿


王妃ネファルタリのための神殿

   
全容 二体の王妃と三体のラムセス像 中央;ネファルタリ像

列柱室

神々が宿っているよう

列柱のネファルタリ

   


   


ナセル湖

大神殿の前から撮ったナセル湖

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