ウイーンからブタペストまで自転車の旅



wien 
ウイーン


輝くハプスブルグの伝統と世紀末芸術

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ウイーンは「ヨーロッパの宝石箱」と形容されている。
ここには西のゲルマン文化、東のスラブ文化と
南のローマ文化が影を重ねている
ヨーロッパ史の縮図なのである。

特に前世紀末のウイーンでは、
輝くハプスブルグの伝統と新しい芽生えが渦巻く街であった。

マーラはウイーンオペラの黄金期をリードして、
シェ‐ンベルグは現代音楽に影響を与えた。
絵画ではクリムトやシーレ、ココシカといった画家たちが、
反伝統ののろしをあげた。

近代建築の祖オットー・ヴァグナーは都市改造に着手し、
ヨーゼフ・ホフマンやロース、オルブリヒも独自の主張を始めた。

心理学ではフロイトが夢判断を著し、
文学ではシュニッツーラが「輪舞」を書いた。

・・・・おびただしい才能の花が開き、
チャンスを求めてひしめいていた。
こうして花開いた世紀末文化がウイーンの名を
世界に高らかに響かせたのである。


(「ウイーン世紀末散歩」冒頭より引用、
南川三治郎著、河出書房新書)


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 輝くハプスブルグ 


 聖シュテファン大聖堂 

ウイーンに来たなら先ずここへ

137メートルの尖塔
13世紀から3世紀かけて建立



   
屋根には
ハプスブルグ家の紋章


王宮付近

王家の優雅さ

   
王宮バラ園




 ボティーフ教会 

繊細&優雅

 
全体 塔の部分 さらにその間



 街中の散策で 


   



 
市庁舎




 館 

小さな広場の前の一軒の館

 


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音楽の都


   モーツアルト  

 
飾り付けが上手い! モーツアルトも甘〜い!



   ョハンシュツラウス  
市民広場で

 
姿勢がかっこいい! 金色に塗られたのは最近


この前で観光客が次から次へと記念撮影
日本人は中年、韓国・中国は若者
日本の若者はヨーロッパにあまり来ない。
南のビーチに行くそうだ。
それでいいのかな?

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コンツエルトハウス

モーツアルト生誕記念音楽会
雰囲気だけでも・・

 
自分の席からの写真 オペラ

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 オランダ絵画 


オランダで見た好きな精密絵画がここにも
花と昆虫が生きているようだ。
画面が暗いので、実物のようには撮れていない

 



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ウイーンの世紀末文化 

  カールスプラッツ駅 

これが地下鉄の駅、優雅すぎる
ユーゲントシュテール様式
世紀末最大の功労者;
オットー・ガーグナー作

 
全体 アールヌーボ調 駅の天井と時計



    ふらりと入ったところで!!     

あまりの優雅さに!!!

 
入口付近 お店の入口 階段?


 
同じ数十対の少女像が 天井を支えている ギリシャ建築でこれ見た!




 レオポルド 美術館

グスタフ・クリムトの作品
(絵はがきを購入してスキャナ入力・・)


   
Hygieia,detail
from medecine
接吻 バージン 生と死
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