AUSTARALIA TASMANIA 五度目の自転車の旅 |
HOBART & RICHMOND ホバート&リッチモンド |
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HOBART ホバート |
![]() ウイリアム山の頂上で |
泊まったホテルの前のレストランでステーキを食べていた。隣で同じくステーキを食べていた男がいた。いつの間にか一緒に話をしていた。ホバートは静岡の焼津市と姉妹都市なんだといった。名刺にはホバート市長と日本語で書かれてあった。 丁度七時頃だったが、これからドライブに行こうという。ウエリントン山までドライブした。ホバートの夜景がきれいな筈だったが、何も見えなかった。帰りは霧が濃くなって、見晴らしどころか、自動車が走れる状況でない中を走っていた。男は恐いか?、恐いか?と気遣った。 霧の中を照らす光に誘われて、闇の中から次から次へと鼠の大きくしたような、小動物が現れた。”QUIだ”といった。そして一匹を轢いた。市長は大いに残念がった。 ホテルに戻ったのは11時。翌日市長室があるタウンホールで3時に待ち合わせをしようと彼はいった。4時のバスに乗るから駄目と応答した。 自分の旅の日程はもともと決ったものはない。今から思うと付き合って市長にホバートを案内してもらえばよかった。 今海外に行くと日本人に好意を持っている多くの人々に出会うことが出来る。一番の理由は彼らが見る自動車、カメラ、漫画、アニメ等々の品質の良さに日本人をイメージするからだ。こうして日本人の努力や素質のお陰で、申し訳ないが、私は日本代表として好意にあずかる。日本人代表としてのマナー?気になるところだ。 |
昔のままの住宅街が並ぶ |
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SALAMANCA PLACE 質の高いギャラリー、カフェーが並ぶ |
町の一番にぎやかな通り;クリスマスの飾り付けが見える |
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ウエリントン山頂にて | |
市長の案内でドライブ |
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白いひげだが、若々しい | ウエリントン山頂のモニュメント |
次の町へサイクリング |
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Hobart->Richmond(28km) |
始めは高速道路で参った.田舎道では、ワイン畑など |
RICHMOND リッチモンド |
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リッチモンドではBBに入った。”TIME OF THE KEY”とかいう看板がかかっていた。妙だったが入った。 この女宿主はイギリスから30年前にホバートに来て、中学校の先生をしていた。学校を退職をすると同時に離婚をして、BBを始めたと言った。今は、部屋を新築して、内装をするのに、一人で大変な仕事量をこなしているのが分かった。 始めの夜は娘がホバートで演劇をやるから見に来ないかといわれた。疲れていたし、遅くなるというので、これは断った。 次の日は雨で、もう一泊した。夕方に”お客は一人だけど演劇をするから、見ろ”といった。BBの前庭にある昔の家が舞台で、一人の女性の移民としての生涯を描いた物語で、40分ほどかかった。使う英語が時代もので、さっぱり聞き取れないが、人の目を覗き込む演技は本物で、迫力満点であった。宿主は後でプロの演劇学校を出たと言った。毎日午前と午後二度申し込みがあれば、観光客を相手にこの演劇をしていた。一人十五ドル。 その夜はパーテーが二つあるから一緒に行かないかというから付いていった。一つは新築パーテーで夫婦連れが10組ほどいた。次は芸術家仲間のパーテーで五十人ほどいた。日本語が出来る芸術家がいて、昔日本の宮様にお目通りした話をしていた。また、オーストラリア人のジョークは嫌味なのが特徴だと教えてくれた。一つ目のパーテーで突っかかってくる女性が一人いると思ったのは、実は、ジョークが上手だった訳だ。 オーストラリアのBBのガイドブックにはHOSTED と NON HOSTEDがあって、HOSTEDではこのように退屈のない日が過せる。まずい英語でも、ちゃんと相手をしてくれる。文化や習慣が分かるばかりでなく、宿主であるオーストラリアの女性の一生を知ることになる。この宿主の元気な老後に拍手を送りたい。 |
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RICHMONDは歴史の町 | |
1820年代に入植が始まった町 |
RICHMOND BRIDGE | |
1823年に流刑因により建設 |
セントジョージ教 (オーストラリア最古1837年)建設 |
流刑因のための教会 |
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町の中心のホテル |
泊まったBBの庭 |
次の町へサイクリング |
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Richmond->EeagleHawkNeck |
Richmond->EeagleHawkNeckの38km地点で、 自転車の変速機が壊れサイクリング断念、再びHobartに戻る。 ポートアーサーへのサイクリングを断念 |
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