わたしの泊まった美しいホテル・ポサダ （Hotel　Posada　de　la　Soledad）

二百年前の豪邸、二階建ての修道院風。
玄関を入ると左に黒い馬車。右に大きな聖女の絵。
すぐに中庭。紅い花が見下ろし、真中に噴水。



この庭の美しさは何ゆえか 年を経た美術建築と自然の美しきもののハーモニーか。
一階と二階の間を、濃いピンクの ブーゲンベリアが横に這って伸び、
縦に力強く壁を這いあがる朱色のブーゲンベリア。十字を造る。
少しピンク色の石材で建物は出来ており、
丸いアーチが４×２×４＝３２個中庭に向かう。


修道院のような造り、真中に八角形の噴水。
一階の回廊と中庭の間は、朱色の蘭と濃い緑がぎっしり。
午後の強烈な光の中で、もう春が始まっていると、
生きものと空気の喜びを感じる。 ・ ・・ ・ ・・・ ・ ・・・。

夕暮れが近くなった。
この庭では、パソコンを打つわたしの横の ブーゲンベリアの中の"すずめ"が、喧しい。
すずめだけでなく、鳥のいくつかの群れが夕暮れにブーゲンベリアを訪れてくる。

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食事のために外出をする。
同じ通りのレストラン（los COMENSARES)に入る。
さらに古い感じの中庭で食事。

"パッツアロ湖の白い魚"とメニューにあり、 これが一番高い（７０ペソ）ので注文。
白身で、キスのような形だが、キスよりさらに淡白でやわらかい。
ここの中庭にはつつじが満開。ピンク、赤、白とある。

メキシコ中央高原は、ちょうどつつじの咲く気候だ。
もう、やはりメキシコに春が始まっていると思う。

"つつじは日本の花です。日本のどこにもあります。
メキシコにもこの花は一杯あるのですか"というと

"メキシコにも、どこにも、この花はあります"という返事。
ツツジは日本だけの花では無いようだ。

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